日本動物民俗誌 | 中村 禎里, 小松 和彦(解説)
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講談社 2024年 講談社学術文庫
ソフトカバー 264ページ
文庫判
- 内容紹介 -
山海の神か、田の神か。贄か、神使か、妖怪か――。
サル・キツネ・オオカミ・クマからネコ・トリ・ムシ・サカナまで、日本人は動物たちをいかに認識し、どのような関係を取り結んできたのか。膨大な民俗資料を渉猟し、山/海、家畜/野生、大きさ、人との類似などの基準によってその歴史と構造を明らかに!
25種の動物ごとの章立てで、「事典」的なニーズにも対応。
(解説:小松和彦)
【本書に登場する主な動物たち】
[キツネ]気高き神の使者は、やがて商業神、憑きものへ
[イヌ]化け物の正体を見破る特異な辟邪力
[ネズミ]経典荒らしが転じ、仏法の守護者に?
[オオカミ]なぜオオカミだけ? 「産見舞い」に赤飯を
[ネコ]擬人化の果てに、愛する人の形代に
[サカナ]山神はなぜ毒棘持ちのオコゼを愛したのか
[ウサギ]ウサギvs.サルvs.カエル「動物餅争い」の結末は?
[カニ]甲に浮かぶ悲運の英雄たちの無念
……
- 著者プロフィール -
中村 禎里 (ナカムラ テイリ) (著/文)
1932-2014年。東京生まれ。立正大学名誉教授。専攻は科学史。著書に『日本のルイセンコ論争』『生物学を創った人びと』『危機に立つ科学者』『血液循環の発見』『日本人の動物観』『狸とその世界』『河童の日本史』『狐の日本史』などがある。
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