
薬草を食べる人びと 北アルプスが生んだ”薬箱のまち”飛騨市 | 垂見 和磨
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世界文化社 2024年
ソフトカバー 224ページ
四六判 縦188mm 横128mm
- 内容紹介 -
「薬草」で地方創生に挑む、唯一無二のまちがあった!
・「唯一無二」の地方創生に挑むまちを描くノンフィクション”究極のまちをつくる”シリーズ創刊。
・シリーズ第2弾は、「薬草」を健康とまちづくりに活かす、官民のストーリー。
・カラー写真も豊富、市民の薬草暮らしやプロの薬草料理、薬草事典、食べ方・使い方もご紹介。
岐阜県飛騨市は、高山市と白川村にはさまれた2万人のまち。専門家の薬用植物調査で245種類の薬草が自生するこのまちで、人びとはどんな薬草を食べ、使い、暮らしに取り入れているのか。薬草は市民たちの健康づくりに一役買うだけでなく、交流人口や観光、商品開発につながり、経済効果ももたらしている――本書は、官と民が連携して取り組む「薬草のまちづくり」を描くノンフィクション。市民がよく使う薬草事典や実践レシピ、移住者の薬草ライフ、料理人の薬草会席などカラー写真も豊富で、野草やハーブ好きにも役立つ一冊である。
- 目次 -
第1章薬草が息づくまち
第2章薬草のまちづくりに挑む
第3章飛騨の〝葉っぱビジネス〟
第4章薬草と共に生きる
第5章薬草料理を伝える
第6章人をつなぐ薬草の絵手紙
第7章広葉樹を活かせ
第8章安全・安心を担保する
第9章市民の健康と福祉を守る
巻末飛騨市の人気薬草トップ20
飛騨市の薬草商品開発
- 著者プロフィール -
垂見 和磨 (タルミ カズマ) (著/文)
1965年、岐阜県生まれ。一橋大学社会学部卒。1990年に共同通信社に入社。岐阜支局、名古屋支社を経て97年に本社社会部で検察取材と調査報道を担当。特別報道室などで地方創生を取材、現在、調査部部長職。著書に『北の酒蔵よよみがえれ!』(世界文化社)。共著に『東京地検特捜部』(講談社)など。『文藝春秋』に人口減少や外国人材問題を寄稿、『宇宙飛行士野口聡一の全仕事術』(世界文化社)の編集協力など。
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