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映画夜話 | 蓮實 重彦
¥2,750
リトルモア 2025年 ハードカバー 340ぺージ 四六判 縦188mm 横130mm 厚さ25mm - 内容紹介 - 「映画館」という神聖な空間で語られる扇情的な映画論。 世界に誇る例外的な名画座=シネマヴェーラ渋谷で 約20年にわたり登壇してきた 20の大人気トークイベントを収録。 今すぐ映画館に駆けつけたくなる、甘く危険な語りの数々。 「ことによると、 人びとを映画館に向かわせるには、 悪意を秘めた何ごとかの方が 遙かに有意義であるかもしれません。 だとするなら、いかなる悪意とも 深く戯れる覚悟があると、 ここで秘かに告白しておきます。」 ─ 序文より ロバート・アルドリッチ、ドン・シーゲル、ジョン・フォード、ダグラス・サーク、吉田喜重、加藤泰、フィルム・ノワール、B級映画……。 トーク関連特集上映の詳細なデータ、あらすじも収録。 往年のファンはもちろん、“蓮實入門”としても最高の1冊。 〈 映画ファン垂涎、ゲストとのトークも収録! 〉 大九明子(映画監督)、久保田智子(兵庫県姫路市教育長/元TBSアナウンサー)、瀬川昌久(ジャズ評論家)、岡田茉莉子(俳優) 倍賞美津子(俳優)、鈴木則文(映画監督) / 聞き手・山根貞男(映画評論家) 内藤由美子(シネマヴェーラ渋谷支配人) - 著者プロフィール - 蓮實 重彦 (ハスミ シゲヒコ) (著) 1936年東京生まれ。東京大学文学部フランス文学科卒業。1965年パリ大学にて博士号取得。東京大学教養学部教授を経て、1997年から2001年まで東京大学総長をつとめる。文芸批評、映画批評、小説など執筆活動は多岐にわたる。1978年、『反=日本語論』で読売文学賞、89年、『凡庸な芸術家の肖像 マクシム・デュ・カン論』で芸術選奨文部大臣賞、2016年、『伯爵夫人』で三島由紀夫賞を受賞。1999年にはフランス芸術文化勲章コマンドールを受章する。映画雑誌「リュミエール」創刊編集長。著書は他に『反=日本語論』、『フーコー・ドゥルーズ・デリダ』、『表層批評宣言』、『映像の詩学』、『シネマの記憶装置』、『映画の神話学』、『映画 誘惑のエクリチュール』、『監督 小津安二郎』(同書の仏訳はフランス映画批評家連盟文芸賞を受賞)、『ハリウッド映画史講義』、『映画狂人』シリーズ、『「ボヴァリー夫人」論』、『ショットとは何か』3部作、『ジョン・フォード論』、共著に『映画千夜一夜』(淀川長治、山田宏一)、『誰が映画を畏れているか』(山根貞男)、『映画長話』(黒沢清、青山真治)など多数。
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紋の辞典 | 波戸場承龍, 波戸場耀次
¥1,650
雷鳥社 2020年 ハードカバー 360ページ 15.2 x 10.2 x 2.6 cm - 内容紹介 - 雷鳥社の辞典シリーズ9作目は、家紋の辞典! ページをめくるたびに密度を増す、「紋曼荼羅®」掲載! 江戸時代に多くの種類が生み出され、日本人が慣れ親しんできた家紋。その図柄はすべて、職人によって正円と直線のみで描かれる。モチーフの本質だけをとらえた、日本独自のシンプルで美しいデザインの仕組みに迫る。 目次 はじめに 本書の見方 基本の紋+見立て紋 現代の紋 コラム おわりに 索引 紋の仕組み ・基本紋の対抗ページに作図過程がわかる「紋曼荼羅®」掲載 ・「現代の紋」には、日本橋の商業施設COREDO室町に掛かる大暖簾の紋掲載 ・巻末には、仕組みを表す構成名別に、家紋を逆引きできる裏辞典あり - 著者プロフィール - 波戸場承龍 (ハトバショウリュウ) (著/文) 京源三代目 紋章上繪師 着物に家紋を手で描き入れる紋章上繪師としての技術を継承し活躍する一方、家紋の魅力を新しい形で表現したいという想いで、2007年より家紋のアート作品を制作。紋章上繪師ならではの「紋曼荼羅® MON-MANDALA」というオリジナル技法を生み出す。家紋やロゴデザインの域を超えて、森羅万象を描き出す職人兼デザイナーとして、あらゆる分野のデザインに挑戦し続けている。NHK Eテレ デザインあ「もん」出演/もん制作他 波戸場耀次 (ハトバヨウジ) (著/文) 紋章上繪師 工房「誂処 京源」の立ち上げを機に、Adobe Illustrator/Photoshop/Premiere Proを使って、家紋とデジタル技術を掛け合わせた多種多様なビジネスモデルを構築。デザインの宝庫である家紋が常に身近にある環境で育ち、8歳から始めた書道で培われたバランス感覚で、シンプルでミニマムなデザインを行う。父 承龍とともに、家紋を知らない世代や海外の方々へ、家紋の魅力を伝えるワークショップや講演などを積極的に行っている。
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【新装版】ジョン・ケージ 小鳥たちのために | ジョン・ケージ, ダニエル・シャルル, 青山マミ(訳)
¥2,640
青土社 2025年 ソフトカバー 276ぺージ 四六判 - 内容紹介 - 「私が死ぬまで音があり、私の死後も音は続くだろう」――ジョン・ケージとの10の対話 現代音楽の鬼才、ジョン・ケージが日本的なるもの、禅や易経との出会いから音楽を超えた世界認識そのものの変革までを、異例の長時間インタビューによって語ったもの。対談者ダニエル・シャルルのあとがき。
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ポケットにカメラをいれて | 幡野 広志
¥1,760
ポプラ社 2025年 ソフトカバー 191ぺージ 四六判 - 内容紹介 - 写真を撮れば「自分」がわかる。好きなものも、好きな生き方も――「写真をどう撮るか」は「人がどう生きるか」ということとつながっている。幡野広志が「写真」について語ってきた言葉を厳選し、11本の書き下ろしエッセイ、48枚の写真とともに構成・編集のうえ、書籍化。ベストセラー『うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真』に続く、シンプルで素直な写真の撮り方・写真との付き合い方。 【目次抜粋】 ■写真を撮ろう 失敗をしよう 「恥ずかしい気持ちは一瞬」他 ■写真にはおおむね正解と明確な不正解がある 「間違った常識」他 ■世の中がいい写真で溢れてほしい 「誰に教わるか」他 ■伝えたいから写真を撮る 「いちばんつまらない質問」他 ■体験すること 感動すること 「人生の醍醐味」他 ■目でしっかりと見る 「写真を撮るより大切なこと」他 ■好きなものしか撮らない 「息子の寝顔」他 ■写真のために出かけない 「八王子にいてもパリにいる気分で」他 ■写真以外から写真を学ぶ 「写真の勉強はほどほどに」他 ■やりたいことをすぐにやる人になる 「撮りたいのに撮れない人」他 ■おもしろい人になる 「ぼくが思うおもしろい人」他 ■不幸な写真 「考えればわかるだろ」他 ■写真は考える仕事だ 「写真がうまい人は距離感を知っている」他 ■人柄も、関係性も、写真にうつる 「写真を見ればその人がわかる」他 ■つらいとき 疲れたとき 「パワハラと下心」他 ■写真を唯一のアイデンティティにしない 「自分のすべてを仕事に注がない」他 【本文より抜粋】 ぼくはたくさんの時間を写真に費やしました。だからとてもたのしい人生です。でも後悔があるとすれば、素晴らしい光景をファインダー越しに見すぎたことです。息子がうまれた瞬間もぼくはファインダー越しに見ていました。父親をやってるいまならわかるけどこれはダメだよ。(中略)写真を撮ることは人生を好きに生きることと似ています。みんな好きなように生きてください。ぼくは息子の撮るヘタな写真が好きです。うまく撮ることにそこまで価値はないです。それよりもいい写真を撮ることを考えましょう。 (「すこしは写真の話を」より) ※本書は、幡野広志さんの書籍、noteなどから厳選した言葉を加筆修正のうえ、1冊の書籍として編集したものです。
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学芸員が教える 日本美術が楽しくなる話 | ちいさな美術館の学芸員
¥1,980
SOLD OUT
産業編集センター 2025年 ソフトカバー 256ページ 四六変型判 縦188mm 横124mm - 内容紹介 - 知れば日本美術が10倍面白い! 日本に金ぴかの絵が多いのはなぜ? 超絶イケメンの仏像を造る仏師集団とは? 刀剣を鑑賞するコツはたったの3つ! そもそも日本美術って何?から、歴史、作家、名品、鑑賞のポイントまで、 知っていれば日本美術が楽しくなるポイントを厳選して紹介。 「わからない」が「面白い」に変わる! 現役学芸員がとことんわかりやすく教える日本美術超入門。 著者おすすめの日本美術が楽しめる美術館も掲載。 - 目次 - はじめに 第1章 日本美術って何? 第2章 超ざっくり日本美術史 第3章 一挙紹介! 日本美術のスター作家たち 第4章 これだけは知っておきたい名品、逸品 第5章 美術館へ日本美術を見に行ってみよう! おわりに - 著者プロフィール - ちいさな美術館の学芸員 (チイサナビジュツカンノガクゲイイン) (著) 東京都生まれ。都内のとある美術館で働く学芸員。複数の大学でも教鞭を執る。2022年からnoteにて美術館や学芸員に関する仕事コラムをスタート。すでに投稿した記事は300本以上。現在もコツコツと更新継続中。著書に『学芸員しか知らない 美術館が楽しくなる話』(産業編集センター)がある。 https://note.com/gakugeiin
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学芸員しか知らない 美術館が楽しくなる話 | ちいさな美術館の学芸員
¥1,760
産業編集センター 2024年 ソフトカバー 216ページ 四六判 - 内容紹介 - 知れば美術館が10倍面白い! 展覧会はどうやって作っているの? 学芸員って何をしているの? アートは役に立たない? おすすめの鑑賞方法は? 現役学芸員が語る、美術館の舞台裏と美術鑑賞の楽しみ方。 noteの人気連載、待望の書籍化!著者おすすめの美術館も掲載。 目次 第1章 一つの展覧会ができるまで 第2章 学芸員という仕事の舞台裏 第3章 美術館をもっと楽しむためのヒント 第4章 美術館をささえる仲間たち - 著者プロフィール - ちいさな美術館の学芸員 (チイサナビジュツカンノガクゲイイン) (著/文) 東京都生まれ。都内のとある美術館で働く学芸員。ときおり大学非常勤講師。2022年からnoteにて美術館や学芸員に関する仕事コラムをスタート。すでに投稿した記事は200本以上。現在もコツコツと更新継続中。 https://note.com/gakugeiin
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12ヶ月で学ぶ現代アート入門 | 山本 浩貴
¥1,980
美術出版社 2021年 ソフトカバー 224ぺージ 縦200mm 横138mm - 内容紹介 - そもそも「現代アート」って何? これからの現代アートはどうなる? 現代アートの意味や歴史、近代美術やコンテンポラリー・アートとの違いから、 政治・価値・ケアとの関係まで、現代アートをめぐる「?」を解き明かす! 気鋭の文化研究者・評論家・キュレーターの山本浩貴氏による、現代アートの入門書。ウェブ版「美術手帖」上で2022年に連載された内容が書籍になりました。「意義」「多様性」「社会性」といった12のテーマを設け、初心者にとっても読みやすい語り口で、具体的な作家にふれながら解説します。また書籍化にあたり、新たに「マーケット」と「ケア」の2つ章を追加。さらに、会田誠、飯山由貴、尾崎翠(明日少女隊)らアーティストと、小川公代(文学)、松村圭一郎(人類学)ら研究者のインタビューを収録。これを入口としてさらに深く知りたいという方に向けてのブックガイドも掲載します。歴史と現在、両方の視点から、現代アートとは何かが学べる1冊です。 - 著者プロフィール - 山本浩貴 (ヤマモトヒロキ) (著) 1986年生まれ。文化研究者。実践女子大学文学部美学美術史学科准教授。一橋大学社会学部卒業後、ロンドン芸術大学にて修士号・博士号取得。韓国・光州のアジアカルチャーセンター研究員、香港理工大学ポストドクトラルフェロー、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科助教、金沢美術工芸大学美術工芸学部美術科芸術学専攻講師などを経て、2024年より現職。単著に『現代美術史 欧米、日本、トランスナショナル』(中央公論新社、2019)、『ポスト人新世の芸術』(美術出版社、2022)。共著に『レイシズムを考える』(共和国、2021)、『この国(近代日本)の芸術 〈日本美術史〉を脱帝国主義化する』(月曜社、2023)ほか。
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あなたがいるから 【第3版】 | 相田 冬二
¥3,960
Bleu et Rose 2024年 ハードカバー 368ぺージ B6変形 - 内容紹介 - 2024年11月30日、相田冬二(Bleu et Rose)は書籍『あなたがいるから』を発刊いたしました。 これは、1999年から2024年までに相田が劇場用パンフレットに寄稿した作品評101篇を収録したものです。全4章構成で、368頁。映画と歩んできた四半世紀をこの一冊に託します。 劇場用パンフレットは、相田が最も大切にしている媒体です。基本的に、映画をご覧になった方しか入手できず、また公開が終わるとほぼ入手できなくなる公式の冊子。映画館で販売され、映画のスーべニール(お土産)と呼んでいいこの存在に、こどもの頃から憧れてきました。パンフにレビウを執筆できることは、相田の誇りであり、毎回、その時点で持てる力をすべて投入してきたつもりです。 いま読むと至らない文章もありますが、それらを排除することはせず、ただ公開順に並べました。筆致には、変わった点と変わらない点いずれもがあります。そこも愉しんでいただければ幸いです。 永くお世話になっており心から信頼する編集者、森田真規さんに編集をお願いしました。この本は森田さんのプロデュース作品と言ってもよいと思います。また、森田さんと一緒に『なnD』というジンを10年以上にわたって作っておられるデザイナーの戸塚泰雄さんにデザインを手がけていただきました。さらに戸塚さんを通して、イラストレーターの箕輪麻紀子さんに表紙のイラストレーションを描いていただくことができました。一流のプロフェッショナル3人がコラボレートしたこの本は、わたしが個人的に「欲しいもの」として出来上がりました。本としての新しさ、みずみずしさ、豊潤さ、すべてがあるとおもいます。 ぜひ、あなたの許に置いてほしい。 (版元紹介文より) - 構成と収録作品 - まえがき *1 黄泉がえり アナーキー・イン・じゃぱんすけ ほとけ トーキョー×エロティカ 黄泉がえり 着信アリ 犬と歩けば チロリとタムラ たまもの カナリア イン・ザ・プール 好きだ、 ストロベリーショートケイクス 魂萌え! キサラギ アヒルと鴨のコインロッカー 転校生〜さよなら あなた 天然コケッコー ジャーマン+雨 全然大丈夫 マイ・ブルーベリー・ナイツ ジャージの二人 トウキョウソナタ レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン わたし出すわ スノープリンス 禁じられた恋のメロディ 半分の月がのぼる空 ブロンド少女は過激に美しく *2 生きてるものはいないのか ゴモラ 孤独な惑星 生きてるものはいないのか さめざめ ル・アーヴルの靴みがき それでも、愛してる ぼっちゃん だいじょうぶ3組 箱入り息子の恋 HOMESICK 潔く柔く きよくやわく ジ、エクストリーム、スキヤキ 神様のカルテ2 友だちと歩こう 東京戯曲 こっぱみじん 神さまの言うとおり 人の望みの喜びよ 極道大戦争 レヴェナント:蘇えりし者 ヒメアノ~ル マネーモンスター ふきげんな過去 ひと夏のファンタジア 白い帽子の女 何者 いたくても いたくても イノセント15 ハクソー・リッジ いつまた、君と ~何日君再来~ 祈りの幕が下りる時 欲望の翼 *3 バーニング 羊の木 去年の冬、きみと別れ ニワトリ★スター 名前 きみの鳥はうたえる 愛しのアイリーン 教誨師 台北暮色 バーニング 劇場版 慶州 ヒョンとユニ 泣くな赤鬼 劇場版ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん 蜜蜂と遠雷 あなたを、想う。 ひとよ ラストレター 影裏 水曜日が消えた あなたの顔 ステップ チィファの手紙 窮鼠はチーズの夢を見る モルエラニの霧の中 *4 四月になれば彼女は 海辺の金魚 サマーフィルムにのって 彼女はひとり 麻希のいる世界 イントロダクション 青春の殺人者 女神の継承 百花 夜を越える旅 あなたの微笑み チーム・ジンバブエのソムリエたち 日の丸〜寺山修司40年目の挑発〜 ひとりぼっちじゃない リボルバー・リリー 台風クラブ まなみ100% めためた すべて、至るところにある 四月になれば彼女は あとがき 全368頁
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【バーゲンブック】美術/中間子 小池一子の現場 | 小池 一子
¥1,700
平凡社 2020年 ソフトカバー 256ページ A5判 定価3300円 バーゲンブック: 定価よりも値引して販売することのできる新品の本です。 (およそ定価の50%〜70%ほどの価格です) 新品とはいえ、経年による劣化などが見られる場合もございますので、ご理解の上ご購入くださいませ。 - 商品紹介 - アート、デザイン、ファッション、広告… エネルギーあふれる優れた才能をつなぎ、 日本のクリエイティブと現代美術を支え続けてきた小池一子の全仕事。 コピーライターとして堀内誠一や田中一光と数々の仕事をこなし、 三宅一生とともに手掛けた「現代衣服の源流展」をきっかけに、 インディペンデント・キュレーターの先駆けとしての活動をスタートした1970年代。 1983年には日本初のオルタナティブ・スペース「佐賀町エキジビット・スペース」を開設、 杉本博司、森村泰昌、大竹伸朗、内藤礼らの才能を開花させ、進行形の現代美術を発信。 1979年の立ち上げから携わる「無印良品」では現在もその中核を担い、 2021年には東京ビエンナーレの総合ディレクターを務める―― 時代とともにあり続ける小池一子の仕事は、日本のクリエイティブの歴史でもある。 第一章 2016年 すべては現場にはじまる 第二章 1975年 現代衣服の潮流へ 第三章 1983年 佐賀町エキジビット・スペース 第四章 1936?59年 戦争と自由のはざまで 第五章 1959?80年代 ひとりで歩きだす 第六章 1979年? 自然は、印し無しで生まれた 第七章 2020年 美術/中間子 - 著者プロフィール - 小池 一子 (コイケ カズコ) (著) 1936年、東京都生まれ。クリエイティブ・ディレクター、佐賀町アーカイブ主宰。武蔵野美術大学名誉教授。1980年の「無印良品」の創設に携わり、以来アドバイザリー・ボードを務める。ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館「少女都市」(2000年)、「田中一光とデザインの前後左右」(2012年、21_21 DESIGN SIGHT)他多数の展覧会の企画、ディレクションを手掛ける。1983年「佐賀町エキジビット・スペース」を創設・主宰し、多くの現代美術作家を国内外に紹介(~2000年)。現在、この活動は「佐賀町アーカイブ」(2011年~)に引き継がれている。2019年文化庁メディア芸術祭功労賞受賞。
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【バーゲンブック】不易と流行のあいだ ファッションが示す時代精神の読み方 | 菅付 雅信
¥1,000
平凡社 2022年 ソフトカバー 248ページ 四六判 定価1760円 バーゲンブック: 定価よりも値引して販売することのできる新品の本です。 (およそ定価の50%〜70%ほどの価格です) 新品とはいえ、経年による劣化などが見られる場合もございますので、ご理解の上ご購入くださいませ。 - 商品紹介 - ファッションは変化することで普遍を目指す。『物欲なき世界』の著者が綿密な取材で描く、激変するファッションの現在とこれから。ファッション週刊紙の人気連載を書籍化。
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美しいをさがす旅にでよう[増補新版] | 田中 真知
¥2,640
白水社 2024年 ソフトカバー 248ぺージ 四六判 - 内容紹介 - 《ちがい》があるから世界はおもしろい! かつて、エジプトの扇風機の羽は金色が主流だったという。黄金色に輝く羽から送られる風はどんな心地だったのだろうか。慣れない目にはやや刺激的に映るその家電の色合いは現地で長く生活する人にとっては当たりまえで、扇風機の羽はそうじゃなきゃと思われていたのかもしれない。 この本は、こんな世界中の「ちがい」をさがしもとめ、私たちがなじんでいるものとは異なるカタチを楽しむための一冊。人はどんなときに美しいと感じ、なにを美しいと捉えてきたのか。また、時代や地域によってその基準は変わるものなのか。 雄大な大自然の風景は長らく美の対象とはならなかった。工場などの建造物やすでに使われなくなった廃墟は現代ではしばしばその美しさが話題になる。庭園に美を見いだす地域もあれば、死者が旅立つための棺桶に意匠をこらす町もある。 最近では、エジプトでも涼しげな羽の扇風機が増えているそうだ。変化する「美しい」に注目して私たちのまわりを改めて眺めてみると、この世界はいままで以上に彩り豊かになる。自分の境界を飛び越えて、さまざまな「美しい」を味わう旅にでてみませんか。 - 著者プロフィール - 田中 真知 (タナカ マチ) (著/文) 1960年生まれ。作家、立教大学観光研究所研究員。エジプトに暮らし、中東やアフリカを広く旅して回った経験を元に旅やコミュニケーションなどをテーマとした著作を発表。著書に『ある夜、ピラミッドで』(旅行人)、『孤独な鳥はやさしくうたう』(旅行人)、『旅立つには最高の日』(三省堂)、『風をとおすレッスン』(創元社)など多数。コンゴ河を丸木舟などで下る旅を綴った著書『たまたまザイール、またコンゴ』(偕成社)で第一回斎藤茂太賞特別賞を受賞。あひるとかっぱの人形とともに旅をするあひる商会CEOの顔もある。
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PLAY! PARKのたねあかし | 永岡 綾(編集), 揚石 圭子(編集)
¥1,430
ブルーシープ 2025年 ソフトカバー 56ぺージ B5変形判 縦270mm 横220mm 厚さ5mm 冊子、OPP袋入り、付録はランダム封入 - 内容紹介 - 2020年、東京・立川にできた子どもの遊び場「PLAY! PARK」を紹介する本。 「PLAY! PARK」は、大人が決めたルールから解き放たれて、子どもたちが自由に遊べる新しい場所です。 バルーン・モンスター、くしゃくしゃおばけ、Let’s! PLAY! NUNO! など、PARK 名物「大きなお皿」の中で思い切り遊べる大型遊具は、すべてオリジナルです。遊具は最初、大勢の大人が頭をひねって作り出します。でも、その遊具をさらに楽しくするのは子どもたち。自由な発想でめいっぱい遊ぶ様子を見て工夫が加えられ、遊具は一緒に成長していきます。 そんなユニークな場所「PLAY! PARK」のなりたちやスタッフの思い、遊びのエッセンスを詰めこんだ、自己紹介のような冊子を作りました。2020年6月から2024年7月までに行った200を越えるオリジナルのワークショップ一覧も別紙に収めています。子どもと関わるすべての方に読んで、何かのヒントにしてもらいたい。そんな意図で「たねあかし」をする1冊です。 遊びは本の装丁にも。 表紙の穴から見えるのは、遊びのカケラです。カケラを真っ白な表紙の好きなところに貼って、世界でひとつの『PLAY! PARKのたねあかし』を作ってみてください。遊びのカケラ(ラップ、プチプチ、ペーパー、布か毛糸)はランダムに封入しています。 『変なあそび図鑑』とあわせてどうぞ! 3月に発売する『変なあそび図鑑』は、PLAY! PARKで生まれたユニークな遊びのなかから30をピックアップし、その魅力を小さな本に詰め込みました。「たねあかし」とセットでお楽しみいただきたい1冊です。 - 目次 - はじめに 朗らかな革命的運動体 草刈大介(PLAY! プロデューサー) PLAY! PARK MAP Part1 大きなお皿と大型遊具 子供一皿 手塚貴晴(PLAY! PARK館長) 大型遊具ができるまで1 バルーン・モンスター&くしゃくしゃおばけ 大型遊具ができるまで2 Let’s! PLAY! PUTIPUTI! Part2 PLAY! PARKのワークショップ まじめに非常識なことを! ワークショップができるまで column1 Part3 みんなでつくるPLAY! PARK PLAY! PARK スタッフ日報 PLAY! PARKのここが好き! PLAY! PARKの出張とは、どんなもの? column2 column3
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変なあそび図鑑 | PLAY! PARK(監修), 永岡 綾(編集), 揚石 圭子(編集), makomo(イラスト), 谷端 実(イラスト)
¥2,200
SOLD OUT
ブルーシープ 2025年 段ボールカバー 154ぺージ A6変形判 縦148mm 横110mm 厚さ18mm - 内容紹介 - あそぶのサイコー、なんじゃこりゃ!? 子どもの自治区、立川・PLAY! PARKで生まれた30の変な遊び集! 2020年、東京・立川にできた「PLAY! PARK」は、大人が決めたルールから解き放たれて、子どもたちが自由に遊べる新しい場所です。「PLAY! PARK」が作り出した30の自由な遊びを、子どもだけでなく大人も楽しむ図鑑ができあがりました。 PARK 名物「大きなお皿」で展開する大型遊具や、別フロアの「PLAY! MUSEUM」と連動したワークショップなど、身近な素材から広がる遊びの発想は、ユーモラスを飛び越えて、ただ「変」。 大仏サウンド、鉛筆花火、ざーざーざら、階段ボール、洗濯山、名前からでは想像つかない変な遊びが、日々生み出されています。厳選した30の変な遊びを、イラストレーターのmakomoさんが不思議な生き物たちを自由に遊ばせ、ヘンテコ図鑑が出来上がりました。変な遊びは子どもだけのものじゃもったいない!大人と子どもが取り合いする新しい本です。 遊びは本のカバーにも。 カバーは柔らかな段ボールで作られているので、へこんでいることもあります。でも、考えてみてください。へこみは、本が印刷され運ばれ、手元に届くまでに関わった人たちのリレーでできたもの。届いたカバーはもうあなたのもの。折ったり塗ったりへこませたり、唯一の『変なあそび図鑑』を楽しんでください。 『PLAY! PARKのたねあかし』とあわせてどうぞ! 変な遊びを生み続ける「PLAY! PARK」って何!? もう1冊の本『PLAY! PARKのたねあかし』は、「PLAY! PARK」のなりたちやスタッフの思い、遊びのエッセンスを詰めこんだポートフォリオです。『変なあそび図鑑』とあわせて、子どもと関わるすべての方に読んで、何かのヒントにしてもらいたい1冊です。 - 目次 - 変なあそび図鑑1-30 スキップして歩こう 草刈大介(PLAY! プロデューサー)
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じぶんでつくる えがない えほん | B・J・ノヴァク, 大友 剛(翻訳)
¥1,430
早川書房 2024年 ソフトカバー 40ぺージ B5変型判 縦245mm 横180mm 厚さ6mm - 内容紹介 - おバカな言葉で多くの子どもを笑わせてきた『えがない えほん』に、オリジナルの言葉を書きこんで遊ぶ本書。言葉や文字への興味を引きだし、想像力を育みます。その年齢だから書ける内容や覚えたての字など、お子さんの"今"を残せる一冊です。4~8歳向け
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アンビバレント・ヒップホップ | 吉田 雅史
¥3,300
ゲンロン 2025年 ソフトカバー 424ページ 四六判 縦188mm 横127mm 厚さ24mm - 内容紹介 - 「ヒップホップとはいったい何だろうか。 それは日本語でこの文章を読んでいる、あなたにかかわる問いである。」 ──はじめにより 最後の音楽であるヒップホップは、未だ強く新しいナラティヴを生み出そうとしている。 そしてやがてそれは終わるだろう。 モダニズムという脂質と、歴史という糖に、同時に淫する、誠実な吉田の、誠実な両価性(アンビバレンス)。 ──菊地成孔 a.k.a. N/K ハイとロウ、芸術と路上、知性と野生。 異形のヒップホップ論にして、斬新な現代文化論。 批評再生塾の初代総代にしてラスボス、MA$A$HIが遂に単著デビュー! ──佐々木敦(批評家) アメリカと日本(フッド)に引き裂かれた日本語ラップには、戦後社会のアンビバレンスが凝縮されている。緻密な楽曲分析を通し、ヒップホップの本質とこの国の「リアル」を抉る。四半世紀にわたりヒップホップと向かい合ってきたビートメイカー「MA$A$HI」が送る、衝撃の日本=ラップ論。 - 目次 - ・はじめに ヒップホップという生き方/なぜヒップホップについて考えるのか/ヒップホップの黄金期/ローカライズからトラップへ/リアルとアートのアンビバレンス/本書の流れ ・第1章 リアル ボースティングという名の構え/ストーリーテリングの誕生/ジェイ・Zとケンドリック・ラマーの話法/ヒップホップはリアリティ・ショーなのか/マック・ミラーという特異点/ラッパーという名の芸術家/フェイク・ドキュメンタリーをまなざす ・第2章 オーセンティシティ アメリカの影、再び/日本語ラップという片割れのバンズ/日本語ラップVS.J―RAP/ビートとジャズの出会い/ヤン富田の現代音楽/DJ KRUSHとビートの旅路(トリップ)/ビートに宿るオーセンティシティ ・第3章 フロウ 平板な日本語という条件/押韻という名の欲望/Keisuke Kuwataという起源/日本語ラップにとって七五調とはなにか/日本語ラップ論争/英語の会話はラップなのか/SEEDAによる日本語解体/KOHHと破調のフロウ/失われたダサさ ・第4章 風景 風景の発見、再び/いとうとZeebraの東京/フッドの発見/THA BLUE HERBの原風景/SEEDAとKOHHの東京/MVは何を映しているのか?/ヒップホップ=ヴィジュアル系/唇の功罪/ハイパー・シンクロニゼーション/ラッパーと映像による共犯/カニエ・ウエストは不死鳥の夢を見るか/ドンダという名のフッド/ラッパーにとって映えとはなにか ・第5章 ビート 少しだけ未来を見通すビート/反復するのは人間か、機械か?/アクシデント起源説:ビートメイカーの自我確立/コラージュとしてのサンプリングアート/アンビエント・ヒップホップに耳を澄ます/Gファンクと生演奏/南からのキーボード・ビーツ/トラップ:ノリと低音の革命/パラメータ化するビートと署名/808という名の署名 ・第6章 日本語ラップ 日本語という条件/複数形のグローバル・ヒップホップ「ス」/二〇一〇年代のUSラップ/DJ KRUSHとJinmenusagiの化学反応/『KUUGA』の唯一無二性/舐達麻流エモラップ/鬼と妖怪とラッパーたち/アメリカの影の外へ/日本語ラップという名のワイルド・スタイル ・あとがき ・参考文献 - 著者プロフィール - 吉田雅史 (ヨシダ マサシ) (著/文) 1975年生まれ。批評家、ビートメイカー、MC。ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾第1期総代。著書に『ラップは何を映しているのか』(2017年、大和田俊之、磯部涼との共著)、『最後の音楽:||』(2024年、荘子itとの共著)、訳書にジョーダン・ファガーソン『J・ディラと《ドーナツ》のビート革命』(2018年)。ヒップホップ・コレクティヴ「口頭遊民ダコタ」主宰。ビートメイカーとしてMeiso『轆轤』(2017年)プロデュース、OMSBのEP『HEAVEN』(2021年)、『喜哀』(2023年)へ参加など。
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[増補]お砂糖とスパイスと爆発的な何か 不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門 | 北村 紗衣
¥990
筑摩書房 2025年 ちくま文庫 ソフトカバー 268ページ 文庫判 - 内容紹介 - ミス・マープルの本当のすごさや、文学史に輝く “キモくて金のないおっさん”を描いた名作、そして新時代のディズニーアニメの悪戦苦闘。あの名作が100倍面白くなり、見たい映画とドラマと本と舞台がどんどん増える、フェミニスト批評集がついに文庫化! 書き下ろし「どうもありがとう、パメラ・アンダーソン」を含む、型にはめない、はまらないものの見方を教えてくれる批評6本を増補してお届けします。 装画 小林紗織 カバーデザイン 名久井直子 - 目次 - まえがき 不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門 1 自分の欲望を知ろう さよなら、マギー ――内なるマーガレット・サッチャーと戦うために バーレスクってなんだろう? BL視点で読む『嵐が丘』 ――関係性のセクシーさを求めて 檻に入っているのは、犬じゃなくて私 ――ヴァージニア・ウルフ『フラッシュ』 女はなぜ悪い男にばかり引っかかるのか? ――『西の国のプレイボーイ』に見る良い男、悪い男 〈コラム〉初任給とヴァージニア・ウルフ 2 男らしさについて考えてみよう キモくて金のないおっさんの文学論 ――『二十日鼠と人間』と『ワーニャ伯父さん』 アメ車、男たちの絆、この惑星最後の美しき自由な魂 ――『バニシング・ポイント』 対等な女を怖がる男たち ――男の幻想に逆襲する喜劇『負けるが勝ち』 プリンセスは男のロマン! ――映画に出てくるお姫様と男たち ロマンティックな映画としての『ファイト・クラブ』 〈コラム〉発展を続けるバーレスク 3 ヒロインたちと出会おう シェイクスピア劇の魅惑のヒロイン、無限に変化する女王クレオパトラ 世紀末の悪女? 自己実現のため戦うヒロイン? ゲイのアイコン? ――オスカー・ワイルドの『サロメ』 べ、別にあんたのためにツンデレを分析してるわけじゃないんだからね! ――シェイクスピア『十二夜』を考える ディズニーに乗っ取られたシンデレラ ――民話の変貌をたどる 理想宮か、公共彫刻か? ――『アナと雪の女王』 〈コラム〉北米のシェイクスピア祭 4 わたしたちの歴史を知ろう 女の子がムラムラしてはいけないの? イギリス文学における女と性欲 「#女性映画が日本に来るとこうなる」の「女性映画」ってなに? ――変わりゆく女たちの映画 女性映画としてのトランスジェンダー女子映画 ――『タンジェリン』と『ナチュラルウーマン』 読書会に理屈っぽい男は邪魔? 女性の連帯を強める読書会の歴史を探る ミス・マープルは何でも知っている ――変わりゆくアガサ・クリスティの世界 〈コラム〉フェミニストの洋服えらび 5 ユートピアとディストピアについて考えよう 愛の理想世界における、ブス ――夢見るためのバズ・ラーマン論 隠れたるレズビアンと生殖 ――『わたしを離さないで』 父の世界からの解放 ――「フェミニスト的ユートピア」を描いた『バベットの晩餐会』 「女だけの街」を考える 女は自由な社会の邪魔者なの? ――ディストピアSFの性差別 〈コラム〉『ダウントン・アビー』と女性参政権運動 6 型にはめない、はまらない 『人魚姫』は何の話なのか? ――『リトル・マーメイド』の原作に戻る ビ ートルズが歌う「ボーイズ」はなぜ面白いか ――歌手のジェンダーと歌詞のジェンダーステレオタイプ ハリー・ポッターとイギリス文学における同性愛 ――『ハリー・ポッターと死の秘宝』精読 レズビアン死亡症候群、サイコレズビアン ――ステレオタイプなマイノリティ描写はなぜ問題? 発達障害と診断された私 ――ASDとADHDだとわかるまでに出会った本や映画について どうもありがとう、パメラ・アンダーソン 単行本版あとがき 批評家は探偵 文庫版あとがき お砂糖とスパイスの賞味期限 - 著者プロフィール - 北村 紗衣 (キタムラ サエ) (本文) 1983年生まれ。武蔵大学人文学部英語英米文化学科教授。専門はシェイクスピア、舞台芸術史、フェミニスト批評。ウィキペディアンとしても活動する。著書に『シェイクスピア劇を楽しんだ女性たち』(白水社)、『批評の教室』(ちくま新書)、『お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード』(文藝春秋)、『女の子が死にたくなる前に見ておくべきサバイバルのためのガールズ洋画100選』(書肆侃侃房)がある。
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そうさくのたね 子どもと大人の〈工作×アート〉アイデアブック | 金沢21世紀美術館
¥2,420
グラフィック社 2024年 ソフトカバー 192ページ B5変型判 縦210mm 横182mm 厚さ16mm - 内容紹介 - 子どもと大人が一緒に楽しめる造形表現のアイデアブック。 ⾦沢21世紀美術館のキッズスタジオが開館以来取り組んできたプログラムをもとに、子どもと大人が一緒に楽しめる40作品を収録。 より深い理解のための解説付き。 - 目次 - 第1章 体を使って/第2章 イキモノたんじょう/第3章 色と光で遊ぶ/第4章 へーんしんっ!/第5章 カタチをうつす/第6章 新しいすなば/第7章 さぁ、旅に出よう/ふりかえりコラム&トーク/まるびぃコレクション/大人のためのそうさくはみだしメモ - 著者プロフィール - 金沢21世紀美術館 (カナザワニジュウイッセイキビジュツカン) (著/文 | 編集) 石川県金沢市にある現代美術館。2004年開館。 「新しい文化の創造」と「新たなまちの賑わいの創出」を目的とし、様々な企画展を行う展覧会ゾーンのほか、キッズスタジオやシアター21、市民ギャラリーなどを含む交流ゾーンをもつ。
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中世イヌのくらし 装飾写本でたどる | キャスリーン・ウォーカー゠ミークル, 堀口容子(翻訳)
¥2,640
SOLD OUT
美術出版社 2024年 ハードカバー 96ページ 縦197mm 横158mm 厚さ14mm - 内容紹介 - イヌは人類最良の、心の友? 大英図書館の豊かなコレクションでお届けする装飾写本シリーズ、『中世ネコのくらし』に続く第2弾! 人類最良の友にして忠実な仲間、イヌ。気まぐれに自分のしっぽを追いかけて回ることもあれば、血に飢えた獣になることもある生き物。 そんなイヌたちは、美しい中世の装飾写本にも様々な姿で登場します。本書は大英図書館の装飾写本コレクションから、装飾写本に描かれた個性的なイヌの絵を集めました。拡大図を多く掲載し、ページの余白に小さく描かれたイヌであっても、じっくり眺めるとその表情の豊かさに驚かされます。 さらに中世の文献を紐解き、中世のイヌにまつわる逸話をご紹介します。飼い主を守り戦う勇敢な忠犬、貴族にかわいがられ贅沢にくらす愛玩犬、イヌに関する不思議な迷信など……中世の人々な豊かな文化と、イヌのくらしぶりに触れてみませんか? The British Libraryから刊行した、キャスリーン・ウォーカー=ミークル著『DOGS in Medieval Manuscripts』の日本語翻訳版。
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中国手仕事紀行 増補版 | 奥村 忍, 在本 彌生(写真)
¥2,970
青幻舎 2024年 ソフトカバー 328ページ 四六変型判 - 内容紹介 - 少数民族たちの“生きた”民具を求めて、中国の奥地を彷徨い歩いた10年間の記録。 新型コロナパンデミック後の雲南・貴州の旅を新たな章として加筆した増補版。 民藝とは民衆的工芸の意味で、1920年代半ばに柳宗悦が生み出した言葉ですが、無名の職人が作った実用的な工芸品に、美術品に負けないほどの美しさがある、と柳は主張しました。 日本や世界の各地から集めた手しごとを中心とした生活雑貨のお店「みんげい おくむら」は、店主の奥村忍が柳をはじめ、民藝の先達たちの思いを受け継ぎつつ提案する、今の時代、今の生活に合った「みんげい」の品々が人気のウェブショップです。 その奥村が魅せられ、2019年までほぼ毎年旅をしていたのが中国です。その中でも、本書で取り上げる雲南省と貴州省には、もっとも多く足を運んでいます。秘境、絶景と呼ばれるような場所が、そこかしこにある雲南省。かたや最貧の省と呼ばれながらも、独自の文化を今なお残す貴州省。このエリアに惹かれたきっかけは、一枚の布だったといい、「こんなものが作られている場所を訪ねてみたい」という気持ちで飛び込んでみたといいます。 奥村にとって手仕事とは、単に陶芸や織物、編組品のようなものだけではなく、たとえば、棚田も、中国茶も、あるいは郷土料理、建築、そういった文化、暮らしのこと、すべてを含んでいるといい、本書でも雲南・貴州の手工芸品を紹介しつつ、少数民族の暮らしぶりや土地々々の風俗に触れています。 奥村は食通としても知られていますが、中国の田舎の旅では食が何よりの楽しみといい、次から次へと登場する日本では見ることのできない料理の数々も本書の魅力のひとつといえるでしょう。 日本で雲南・貴州両省について調べようとしても情報は限られています。本書は奥村が現地で出合った手仕事の紹介のみならず、旅のルポにもなっており、基本的な英語すらほぼ通じない、グーグルも使えない土地でどう行動すべきか、ガイドブック以上に心強いアドバイスとなるはずです。 また、本書の写真は、世界各国を旅して作品を撮り続けている在本彌生が奥村に同行して撮影したものです。在本の感性によって現地の色彩が鮮やかに切り取られています。 本書の初版が発売されたのは2020年1月末、まさに「謎の疫病」の発生源は中国であるらしいとニュースで流れ始めた時のこと。疫病は瞬く間に国境を越え、世界は閉ざされ、奥村も中国への買い付けに行けなくなってしまいました。 本書は2024年になりようやく本格的に中国買い付けを再開して、4年数ヶ月ぶりに訪れた雲南・貴州の旅の記録を新たな章として加筆した増補版です。新型コロナ以前の中国の様子を伝える資料としても、新型コロナ以後に起こった大きな変化を知ることができる意味でも、貴重な内容になっています。 - 著者プロフィール - 奥村 忍 (オクムラシノブ) (著/文) 1980年千葉県生まれ。慶應義塾大学卒業後、各国を放浪。のち商社、メーカー勤務を経て国内外の手仕事の生活道具を扱うWEBショップ『みんげい おくむら』を2010年にオープン。月の2/3は産地を巡る旅をしながら、手仕事・旅・食に関する執筆も手がける。 在本 彌生 (アリモトヤヨイ) (写真) 東京生まれ。大学卒業後外資系航空会社で乗務員として勤務、乗客の勧めで写真を撮り始める。2003年に初個展「綯い交ぜ」開催、2006年よりフリーランスフォトグラファーとして本格的に活動を開始、雑誌、書籍、展覧会で作品を発表。 衣食住にまつわる文化背景の中にある美を写真に収めるべく世界を奔走して いる。著書に、写真集『MAGICAL TRANSIT DAYS』(アートビートパブリッシャーズ刊)、『わたしの獣たち』(青幻舎刊)、『熊を彫る人』(小学館刊)など。
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絵画をみる、絵画をなおす 保存修復の世界 | 田口かおり, 米村知倫 (イラスト)
¥1,760
偕成社 2024年 ソフトカバー 183ページ 1.9 x 15 x 21 cm - 内容紹介 - 「もう二度と来るもんか!」と思っていたイタリアに留学、絵画修復家に。修復家は、つぎのだれかにバトンをわたすリレー走者のようなもの。きれいになおせばそれでいい? とけて、燃えて、きえてしまうアートをどうする? 悩みはつきません! 絵や彫刻をなおすってどういうこと? 美術作品が生まれたときのすがたをさぐりながら、さまざまな秘密をときあかし、これからのかたちを考える、保存修復の世界。 目次 まえがき 修復家への道 コラム 絶品! リボッリータ 絵画は何でできている? コラム 修復や調査の道具 展覧会の点検編 コラム 作品の下には何がある? 修復する? しない? どちらも正しい コラム チーム制と公開修復 レンブラントの《夜警》 絵画の寿命はどれくらい? 作品はいつ生まれていつ死ぬの? コラム 「なおした場所がわかる修復」って? 保存修復の未来 コラム 作品への暴力、絵画の生態学(エコロジー) あとがき ブックガイド
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Savoir&Faire 土 | エルメス財団
¥2,970
岩波書店 2023年 ハードカバー 406ページ 函入 A5判 縦210mm 横148mm 厚さ31mm - 内容紹介 - 自然素材にまつわる知識や技術の共有を目指すエルメス財団の取り組み、スキル・アカデミー。「木」に続く本書は、フランスで編まれた書籍シリーズ〈Savoir &Faire〉から9本を厳選・翻訳、日本語版オリジナルコンテンツを加え、陶芸、アート、歴史、建築、工業、民俗学などさまざまな切り口から、身近な素材である「土」に迫る。カラー図版多数。 目次 日本語版に寄せて……オリヴィエ・フルニエ 土とやきもの……ユーグ・ジャケ 黒い土と赤い土……赤坂憲雄 Ⅰ 土と生きる 土壌の豊かさと持続可能な農業における粘土の役割……リディア&クロード・ブルギニョン 生の土の建築──その様々な起源から今日まで……ティエリ・ジョフロワ 土と左官から見た日本の建築史……多田君枝 工業用セラミック分野での主な進歩……アンヌ・ルリッシュ ポートフォリオ《日本典型》……柴田敏雄 Ⅱ 土とつくる 技術、欲望、分類、恐怖──土と向き合う現代日本のアート……バート・ウィンザー=タマキ コンテンポラリー・アートにおける土……ジル・A・ティベルギアン ミケル・バルセロ──地形図 アトリエ訪問……ユーグ・ジャケ 土と手を合わせる……カネ利陶料 ポートフォリオ《土と身体》 Ⅲ 土と動く、土は動かす 釉薬……ジャン・ジレル 西洋陶磁略史──そのいくつかの起源から18世紀末まで……クリスティーヌ・ジェルマン=ドナ アドリアン・デュブシェ国立磁器美術館コレクションでたどる磁器の歴史……セリーヌ・ポール 技術と継承──海を越えて産地になるまで……三川内焼 ポートフォリオ《記憶のかけら》……小川待子、高橋マナミ 日本語版あとがき……説田礼子 写真・図版クレジット 著者・訳者略歴
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ラルース百科事典の芸術 フランス老舗出版社の至宝 | ラルース(編集), 神奈川 夏子(翻訳)
¥3,190
グラフィック社 2024年 ハードカバー 176ページ A4変型判 - 商品紹介 - フランスの老舗出版社「ラルース」が19世紀から発行してきた百科事典から、多岐にわたるジャンルの色鮮やかなレトロイラストを集め、一冊にまとめました。 みっちりと敷き詰められた美しい博物画が、現代の解説を添えて紹介されています。 - 目次 - 羽ばたく者たち/陸上に住む仲間たち/深海の生き物たち/畑での仕事/果樹園とブドウ園で/庭のさまざまな顔/都会の喧騒/工房にて/舞台に集まれ!/場の騒乱のなかで/挿絵画家の紹介 - 著者プロフィール - ラルース (ラルース) (編集) ラルース社は19世紀半ばから、各種の事典類を多数出版してきたフランスの超老舗出版社。1852年創業。 特に辞書や百科事典で知られる出版社。現在はアシェット・グループ。 神奈川 夏子 (カナガワ ナツコ) (翻訳) 東京都出身。日仏英翻訳者。上智大学博士前期課程修了。サイモンフレーザー大学日英通訳科修了。 訳書『偉大なる指揮者たち』(ヤマハミュージックエンタテイメントホールディングス)、『モードデザイナーの家』(エクスナレッジ)、『BIG MAGIC「夢中になる」ことから始めよう』、『最新世界紛争地図』(共にディスカヴァー・トゥエンティワン)、『脚・ひれ・翼はなぜ進化したか』(草思社)、『CIMARRON シマロン ブラック・アイデンティティー ―南北アメリカの仮装祭』、『インドの信仰と仮装 分かち合う神々の姿 AAM AASTHA』(共に青幻舎)他。
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自分につながるアート 美しいってなぜ感じるのかな? | 池上 英洋
¥1,320
筑摩書房 2024年 ちくまQブックス ソフトカバー 96ページ 四六変形判 - 内容紹介 - 学校には「美術」の授業があるけれど、他の科目と違ってどう関わったらいいかがわからない。しかし例えば人間は太古から今もなお、絵を創作し、「美しさ」を追求してきた。「美術」とか「美しさ」って何だろう? アートを切り口に人間らしさとは何かを考えてみよう。 === ・・・・・・一冊のノートや一本のペン、一着のシャツを選ぶだけでも、私たちは頭の中にある「これが自分にとって美しい」と思える基準に照らして判断を下します。選択の自由さえあれば、すべての人がこのような行動を取ります。それだけ、人間は「美しいかどうか」を重視する生きものと言えます。そして面白いことに、地球上に住んでいる無数の種類の動物のなかで、そのようなことをする生きものは人間だけなのです。考えてみると、これはとても不思議なことです。 私たちはなぜ「美」にそれだけこだわるのでしょう。そのような美を追い求めるために、人類は長い歴史のあいだ、ずっと絵を描き続けてきました。なぜ人間だけが、そのようなアートを必要とするのでしょう。──ではこれから、皆さんと一緒に人類だけがもつこの不思議な価値観について考えていきましょう。それはひいては、人間ってなんだろう、私たちは他の動物とどこが違うのだろう、といった考察へと繋がっていくはずです。(はじめにより) 目次 第1章 人間とアートは切っても切り離せない?! 第2章 アートはどのように生まれたか? 第3章 アートが“働く”とは? 第4章 アートが面白いってどういうこと? - 著者プロフィール - 池上 英洋 (イケガミ ヒデヒロ) (本文) 1967年、広島県生まれ。東京藝術大学卒業、同大学院修士課程修了。現在、東京造形大学教授。専門はイタリア・ルネサンスを中心とする西洋美術史・文化史。『レオナルド・ダ・ヴィンチ――生涯と芸術のすべて』(筑摩書房)で第4回フォスコ・マライーニ賞を受賞。『西洋美術史入門』(プリマー新書)、『西洋美術史入門〈実践編〉』(プリマー新書)、『パリ 華の都の物語』(ちくま新書)など著書多数。
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北のボーダレスアート | 菊地 雅子
¥3,740
ミツイパブリッシング 2024年 ソフトカバー 240ページ A5判 - 内容紹介 - 推薦・日比野克彦(東京藝術大学学長)「ひとって、イイよねー!ひとって、スゴイよねー!」 アール・ブリュット、アウトサイダーアートとも呼ばれる、あるがままの人間から湧き出す圧巻のアートがいっぱい。障害者アートと歩んで30年の創作アドバイザーが、北海道で活動する45名の作品約130点をセレクト。北海道新聞の連載を元にした作品紹介のほか、対談や創作拠点をもつ施設も掲載。作品と同時に創る人びとの魅力も伝わり、生きる力をくれる作品集。 目次 人と作品 01 遠藤雛 スイーツ好きの夢を実現 02 木村幸 「ひたむきさ」宿す昆虫画 03 水野泰夫 望みを描く魔法の絵 04 鉄地河原勝彦 大胆な線と色 圧倒的な存在感 05 吉田幸敏 深い色合い ユーモラスな生き物 06 菊地政司 「干支」画面いっぱいに 07 成田信之 あふれる思い 家族への愛情 08 のりぴー 極彩色 記憶の強烈な再構成 09 Chieko Yokoyama 「きれいな色」丁寧に塗り重ね 10 K E I TA 大胆な解釈 モチーフにオーラ 11 蛯子陽太 愛着が生み出すインパクト 12 満武和 乗り物大好き。幸福を追求 13 角田川清 人生の豊かな宝箱 14 高丸誠 創作と収集のサンクチュアリ 15 横山篤志 「○○町○○丁目○○薬局」のサトちゃん 16 MR. やっちゃん 驚嘆の記憶力 都市と建物、忠実に 17 岸田修一良 時間上手な多種創作人 18 阿部英樹 こだわりを見つける面白さ 19 粟田隼也 色とりどりのMY人生 20 伊藤考洋 異素材をユニークに 21 明子 重ねる創造の喜び 22 冨原廣子 王と王妃、乙女心の幾千夜 23 田湯加那子 激しく強く刻みこむ 24 三浦明菜 昭和の薫り 大絵巻 25 只野誠 飲食店の献立 マス目に細かく 26 川越智志 街の風景 ほのぼのと 27 松嶋ひろみ 紙に重ねられた言葉 28 宮林聡太 偶然と意図 はざまの美 29 臼井愛 存在位置を確かめる 30 内海雅充 凹凸が生む、独特の世界観 31 石岡美樹 1 匹ずつ異なる熱帯魚 32 佐藤朱美 極彩色うごめく「死と再生」 33 musou 壮大な物語と夢の実現力 34 畠山史織 想像と乙女心 自分だけの宝物 35 朝霧千景 「女の業」妖しくおしゃれに 36 俉樓賢太 野球選手、描きため数千枚 37 越智明美 胎児を連想させる人物表現 38 佐々木和哉 ぬけ感、抜群 センス上等 39 杉田希望 かわいくてシニカル 独自の魅力 40 ネコきよし 精密の陰 わずかな狂気 41 TOMO4 感じていることを可視化する 42 千葉由佳里 組み合わせの美 細部に発見 43 ゆうくん 独自の色 力強い線 44 笹原竜太 行ってみたい場所 優しく緻密に 45 岡﨑莉望 「いくつもの自分」が筆をとる アートはボーダレス〈鼎談&対談〉「最初の水は繋がっている~障がい者アート(アール・ブリュット)がもたらすもの」板垣崇志×菊地雅子×浮ヶ谷幸代(進行)/「アートで対等な関係を探る~私たちの創作支援活動」菊地雅子×堀川真×三橋純予/「目に見えない価値を見つける~障がい者アートのグッズ化と可能性」皆川明×菊地雅子 施設案内「アートが生まれるところ」かたるべの森美術館/studio BREMEN/アート工房 Qila-9/tomoni art/ペングアート 北海道ボーダレスアート拠点マップ People and Artworks 前書きなど 私は北海道の旭川の北東に位置する当麻町に住んでおり、障がい者アートの指導と、注文制のお菓子屋さんをやっています。また、学芸員でありアートディレクターでもあります。 過去30年間、障がいのある方々のアート作品に携わってきました。この間、彼らの作品を取り巻く環境は、大きく変わりましたが「そのままの自分でいいんだよ」という彼らの作品から受け取るメッセージは変わらず、一貫しています。このメッセージは、私の生きる力と活動の原動力となってきました。 私が活動の中で常に心に留めているのは、創作活動をすることによって生まれる多面的な価値をどうやったら伝えられるかです。売れる絵、グッズを作るのにぴったりの絵、描くことで心が安定する絵、欲しいものを描いた絵、図らずもリハビリや療育的な効果をもたらす絵、描き終わらない絵、などなど……そこには、いろんなタイプの表現物とさまざまな価値があります。サポートする側が多面的な価値を持って接することで、売れる絵を描けること以外にも、無数の価値があるということを、創作する人たちと共有することができるのです。 そもそも、私がアートを志したのは、価値があるとかないとかの二項対立の世界から自由になるためでした。自分の持っている価値判断の基準を疑い続けることを、やめてはいけないといつも思っています。 本書を通じて、障がい者アートの多様性と、創作する作者自身の魅力をもっと多くの方に知っていただけたらうれしいです。 - 著者プロフィール - 菊地 雅子 (キクチ マサコ) (著/文 | 編集) 1965 年千葉県生まれ。一般社団法人BASH(ボーダ レスアートサポート北海道)代表。多摩美術大学美術 学部デザイン科染織デザイン専攻卒業。当麻かたる べの森で創作アドバイザー(2002~2020年)、北海道 アールブリュットネットワーク協議会事務局(2015 ~ 2018年)。他に、ともに福祉会、南宗谷ひだまりの会 の創作アドバイザー、森のようちえんぴっぱら(北海 道鷹栖町)のアートナビゲーターを務める。『学芸員が ミュージアムを変える! 公共文化施設の地域力』(水 曜社、2021年)に寄稿。注文制のお菓子屋さん KOO’S GARDEN 主宰。北海道上川郡当麻町在住。